トータル・コンペンセーションとは、報酬と福利厚生を一体化してとらえ、社員に対する発生コストとして考えていこうとするものである。
現在、日本の多くの企業で、社員に対する報酬や福利厚生のあり方、運営方法の見直しが行われている。
従来はそれを別のものとして扱ってきたが、近年の米国企業では、社員を維持していくコストをトータル・コンペーセーションというコンセプトで管理していくのが主流となっている。
すなわち、基本給や変動給、長期インセンティブなどの合計である報酬と年金費用や福利厚生費などの合計であるベネフィットの2つの構成要素からなるコストをトータルでどのように配分するかをテーマにしている。
構成要素は,次のとおりである
1.基本給
2.短期インセンティブ(ボーナス)
3.長期インセンティブ(ストック・オプション)
4.企業年金
・確定給付型年金
・確定拠出型年金(401kプランなど)
・ESOP(Employee Stock Ownership Plan:従業員株式保有プラン)
5.福利厚生(フレックスプラン)
・健康保険(医療保険、歯科保険など)
・生命保険(通常団体定期保険)
・事故による死亡、手足切断などの場合における所得保険
・短期・長期障害給付
・支払い準備口座
・休暇の売買
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