成果主義を取り入れる企業が増えている。
従業員の成果を評価し、それを処遇に反映させようという考え方だが、実際に運用するためには、適切な評価システムと、その評価に合った等級(ランク)づけの枠組みをどうするかが鍵になる。
等級とは、等級基準書または要件書に従って定められた社内の序列を指し1等級、2等級……と上がっていくのに伴って、基本給や年俸が高くなる。
この等級の数を減らし、スリムにしたブロードバンド制(広帯域職務等級制度、職群等級制度)は、従来の年功序判型の人事制度の問題点を解決し、同時に成果主義が導入しやすいシステムとして注目を集めている。
従来の年功序列型の人事制度によって膨らんだ管理職層を縮小し、増えた等級の数を減らしたのがブロードバンド制である。
全社員の職務と役割(職位に求められる成果責任)をグループ化して等級を決めるシステムで、5〜6等級ぐらいに抑えるのが一般的である。
こうすることにより、各等級の管理がしやすくなるとともに、組織がフラットになり、年功ばかりでなく成果を重視する意識が高まる。
また、各等級は職務と役割によって分けられているため、能力開発や人材育成の観点からも管理がしやすいシステムといえる。
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